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「ビースト」は大統領専用車!超防弾&対テロ仕様の驚愕スペックを見よ|トランプの車

アメリカ大統領専用車「ビースト(キャデラック・ワン)の恐るべきスペックとは!トランプ大統領を乗せて日本でも走行している「ビースト」ことキャデラック・ワン。大統領を守るための徹底した安全仕様がスゴい!推定価格は?

アメリカ大統領専用車「ビースト」とは?

アメリカ合衆国の大統領専用車両「ビースト」は、様々なGM車をもとにして作られた2009年モデルのキャデラック・プレジデンシャル リムジンを指します。このモデルは市販車としては流通していない、特定の車種から車名を踏襲しないオリジナルモデルです。

大統領専用機が「エアフォース・ワン」と呼ばれているように、大統領専用も「キャデラック・ワン」とも呼ばれています。

「ビースト」はアメリカ国内だけでなく、アメリカ大統領が他国で陸路を移動する際も使用されます。
2019年5月のトランプ大統領の来日時も、都内の移動手段として「ビースト」が登場し、テレビやネットでも話題になっていました。

令和初来日のトランプ大統領 ビーストで都内を移動!

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2019年5月25日、令和初の国賓として来日したトランプ大統領。羽田空港に到着後、メラニア夫人と共に「ビースト」へ乗り込み、都内のアメリカ大使館公邸へ。

翌日26日は、安倍総理とのゴルフのため千葉のゴルフ場へ。この移動は「ビースト」ではなく、大統領専用ヘリ「マリーン・ワン」を使用しました。
都内へ戻り、両国国技館で大相撲観戦を楽しんだトランプ大統領。その後は安倍総理との会食のために六本木へ「ビースト」で移動しました。このとき、「ビースト」には安倍総理も一緒に乗り込んだそうです。

27日は歓迎行事のため、「ビースト」で皇居へ。

トランプ大統領の来日、移動にあたり、都内では厳戒態勢に。5月25日~28日は首都高速で交通規制も行われます。詳しくは以下警視庁のHPをご覧ください。

アメリカ大統領が「ビースト」で移動する際の特徴をいくつかご紹介します。

①車列には常に2台の「ビースト」が

こちらは、2018の5月の伊勢志摩サミットで撮影された、大統領専用車を警護する車列と「ビースト」です。
車列には「ビースト」が2台いますが、これはなぜ2台あるのかというと、大統領がどちらに乗車しているのか分からなくするため。

同じように、大統領専用飛行機「エアフォース・ワン」も2機用意され、大統領がどちらに乗っているのか分からなくし、リスクを分散させています。

②「ビースト」は前後に異なるナンバープレートをつけている?

アメリカ大統領来日時、「ビースト」には外交官ナンバーが付与されます。(アメリカのナンバープレートのまま走行できる国もあります)
その際、車両が特定されるリスクを少なくするため、前後に異なるナンバーをつけるとのこと。

2018年11月5日のトランプ大統領初来日の際、国内移動に使用された「ビースト」には前後に異なるナンバーを付けていたそうです。

大統領専用車「ビースト」のスペックや価格は?

オバマ前大統領のビーストとエアフォース・ワン

アメリカのトップである大統領を守るために、最新鋭の装備と最高の防御力を備えているという「ビースト」は、そのスペックのほとんどが最高機密となっています。

一般に公開されているわずかな情報から判明している、「ビースト」のスペックは以下の通りです。

「ビースト」の価格は?

「ビースト」は、キャデラックのリムジンですが、大統領専用車とての特別仕様になっています。
GMCのピックアップトラック「トップキック」のシャシーに、キャデラックのボディを乗せ、サイズは全長5.5m、全高1.8m、車両重量は約8トン。まさに「ビースト」の呼び名に相応しい巨体です。

推定車両価格は日本円にして1億7,000万円と海外メディアが報じている一方、トランプはビーストのアップデートに17億円以上かけたとも報じられています。推定ではありますが、世界を守る役目もある大統領専用車ですから、これぐらいの金額は妥当かもしれません。

まるで動くシェルター!ドアの厚さは20cm以上

大統領専用車は、あらゆる攻撃から大統領を守るための「動くシェルター」とでもいうべき防御性能を持っています。

まず、車体全体がチタンやセラミック、特殊鉄鋼を素材とした、厚さ5インチ(12.7cm)の複合装甲で覆われており、ロケット砲や爆弾の爆発でもびくともしません。
ドアの厚さは20cm以上、防弾ガラスの厚さも12cm以上あるとされ、ドアだけでもかなりの重量があります。

また、タイヤにはグッドイヤー製のランフラットタイヤが採用されており、銃弾を受けてパンクをしたとしても、100km以上の距離を走ることが可能です。

さらに、核・生物・化学兵器(NBC兵器)への対策も万全で、車内は完全な気密性があるとされており、車内の空気は常に清浄に保たれます。

そして、暗視カメラや酸素ボンベ、輸血用血液製剤といった緊急用の装備や、催涙弾やショットガン等の大統領を守るための銃火器も搭載しています。

大統領専用車は、これらの装備によって重量が増加したために、最高速度は約100km/h、燃費は約2.8km/L程度だとされています。
なお、8トンというヘビー級の車体を動かすエンジンには、燃料が発火しにくく、トルクの大きいディーゼルエンジンが採用されており、燃料タンクには自動消火装置まで備えているそうです。

移動司令室としても使える最新通信機器を搭載

あらゆる攻撃を防ぐ防御性能を持った大統領専用車ですが、当然、通信機能も最高レベルの物が搭載されています。

まず、地球上のどこだろうとネットワーク通信と電話を利用することができる衛星通信システムが搭載されており、核ミサイルの発射も車内から命令できます。
当然、最高レベルの高度な暗号化が行われているので、ハッキングや盗聴はまず不可能でしょう。

たとえホワイトハウスが壊滅しようとも、大統領が「キャデラック・ワン」で脱出さえしていれば、そこを新たな指令室にすることができるのです。

新型ビースト(キャデラック・ワン)開発中か?

新型のビースト(キャデラック・ワン)と思われるテスト車両がスクープされました。
スクープされたテスト車両には強いカモフラージュがかかっているため、詳しい外装のディテールなどはわかりません。
新型ビーストと予想されているテスト車両は以前にもスクープされているため、新型の大統領専用車が登場する可能性があります。

現行のキャデラック・ワンがすでに登場したのは2009年。すでに9年が経過しているため、新型の登場は自然と考えられます。

キャデラック・ワンは市販モデルではありませんが、価格や発売日(登場日)、進化したスペックなどにも注目が集まります。

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この記事の執筆者

進藤圭太この執筆者の詳細プロフィール

速く・正確な記事の執筆がモットーのRosazzurroライターです。好きな車は奇抜な車、60~80年代の車などさまざまですが、最も好きな車はバットモービルかもしれません。Rosazzurroでは、速報記事やランキング記事など、さまざまなジャンルを執筆しています。...

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