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DCTの意味と仕組みとは?デュアルクラッチトランスミッションのメリットと欠点まで解説

クラッチを2つもつDCT(デュアルクラッチトランスミッション)についての記事です。構造と仕組み、メリットとデメリット、他のトランスミッションと比較してどこが優れているのかを紹介します。

DCTとは?

デュアルクラッチトランスミッションの略

DCTとは「デュアルクラッチトランスミッション」の略です。ATの変速機構のひとつで、その名の通り2つのクラッチを持っている機構を言います。

CVTの採用が多い日本車ではあまり聞きなれない名称かも知れませんが、ATの多い欧州ではコンパクトカーをはじめ積極的に採用されています。

あらかじめ次の段のギアを用意しておけるので、従来のATに比べて素早い変速が可能です。

そもそもトランスミッションって?

トランスミッションとは自動車やバイクの変速機のことを言います。自転車の変速機を例にとると、走り出しの時は1速(軽いギア)、次に2速、速度が乗ってきたら3速(重いギア)というように走行速度に応じて変速を行います。車のエンジンに対するトランスミッションと原理的には同じです。

トランスミッションの必要性とは?

いつまでも1速の低いギアで走行していては速度がでませんし、燃費も悪くなってしまいます。最悪はエンジンが焼き付いてしまうことも。

逆に6速で発進しようとしても車はほとんど動かず、MT車ではエンストしてしまうのがオチです。

車のエンジンの性能を最大限に活かすにはシフトチェンジを行うトランスミッションの存在が必要不可欠という訳です。このトランスミッションによって走行速度とエンジン回転数を最適化することができます。

CVT
Continuously Variable Transmission(無段変速機)の略語です。
無段階での変速を可能にしたトランスミッションですので変速ギアを使用していません。CVTの仕組みは、2つの滑車、つまりプーリーにベルトを通して、プーリーの径を変化させて連続的な変速を可能にしています。

DCTはMTを自動化したトランスミッション!

CVTもATの一種ですが、ギアを持たないCVTとギアが存在するATでは明確な違いがあります。簡単に説明すると、多段式がAT、無段階式がCVTと言うと分かりやすいです。

今回ご紹介するDCTはMTを自動化したトランスミッションとも言われ、非常に伝達効率に優れたエンジンとなっています。ではどのような構造になっているのかを見ていきましょう。

DCTの構造と仕組み

DCTの構造

7速のエンジンを例にご説明します。まず、DCTには1・3・5・7速の奇数ギアと2・4・6速の偶数のギアがあります。

奇数ギアはインナーメインシャフトで繋がっており、偶数ギアはアウターメインシャフトで繋がっている構成です。

この他にカウンターシャフトというものがあり、クランクから伝わった動力は最終的に、ここを通じて駆動輪に動力を伝えます。

DCTの仕組み

発進の際は、自動的に1速が選択され、1速で走っている間にあらかじめ次のギア(2速)を準備して回転数を合わせておきます。

ある一定の速度や回転数になると、1速のクラッチを切り、素早く2速に切り替え、2速に入ると隣り合わせになる1速と3速のギアを回転数を合わせ準備しておきます。

それが同じ要領で次々とシフトチェンジンを行う仕組みです。

奇数段の1・3・5・7速と偶数段の2・4・6速を交互に使用していくので、一部車種を除くほとんどの車では1段ずつギアが切り替わっていきます。

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