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水谷大介選手、アマチュアがプロを制す!86/BRZレース・プロフェッショナルシリーズ第5戦

トヨタモビリティ東京のレースチーム「GR Tokyo Racing」の社員ドライバー・水谷大介選手が奇跡を起こす!七夕の富士スピードウェイで開催されたワンメイクレース「86/BRZ Race」をレポート!

86/BRZレース・プロフェッショナルシリーズは文字通りプロばかり

86/BRZレース 25番車 水谷大介選手

86/BRZレースに出場する前の水谷大介選手。緊張感高まる中、あえて勝利を祈願してガッツポーズをとってもらいました。

TOYOTA GAZOO Racing(トヨタ・ガズー・レーシング)が主催する「86/BRZ Race」のプロフェッショナルシリーズ第5戦の決勝は、2019年7月7日に富士スピードウェイで行われました。Rosazzurro編集部は、トヨタモビリティ東京株式会社が主催するお客様向け無料観戦イベント「2019年 Summerレース観戦ツアー」をレースとともに取材。Rosazzurro編集部はトヨタモビリティ東京のレースチーム「GR Tokyo Racing」を応援、86/BRZレースは、同社の社員ドライバー、水谷大介選手が出場しました。ここまでとレースの概要については下記のイベントレポート記事でご紹介済ですので、詳細はこちらをご覧ください。

この「86/BRZレース」プロフェッショナルシリーズは文字通りプロレーサーが集います。アマチュア選手もいますが、厳しい予選を勝ち上がった腕のあるものか、強運の持ち主。その中に水谷大介選手が。水谷選手はトヨタモビリティ東京株式会社の社員ドライバー。トヨタのスポーツカーブランド「GR」のお店「GR Garage Tokyo」で働いています。そんな水谷選手がなんと予選を1位で通過、ポールポジションを獲得。サーキット場内のアナウンスも「アマチュアの水谷選手が、プロを差し置いてポールポジションを獲得」と繰り返し放送されていました。

2019年7月7日に富士スピードウェイで開催される「86/BRZレース」プロフェッショナルシリーズは第5戦、10ラップ(周回数)で争われます。ワンメイクレースは、ナンバープレートがついたままで競争される市販車ベースの車両が使われ、その改造の範囲は非常に狭く、どのドライバーも公平なマシン性能となります。従って、レースの勝敗を決めるのは、ドライバーの腕。そしてその腕を支えるエンジニアの緻密で確かなマシンメンテナンスとチューニングによります。

レーススタート!

↓こちらの動画は、GR Garage Tokyo「2019年 Summerレース観戦ツアー」のイベントレポート記事で掲載のものと同じ。レーススタートからコカ・コーラコーナーまでを撮影。

水谷大介選手(25号車)はスタートをしっかりと決め、第1コーナーを丁寧に曲がると第3コーナーまでに後続車を引き離していきます。コカ・コーラコーナーではしっかりと車間が開いているのが確認できます。

筆者1人で取材、撮影のためしばらく第1コーナーのフォトグラファースタンドでレース展開を見守ることにします。

2ラップの第1コーナーも、水谷選手が飛び込んできましたが、3ラップでは7号車の堤 優威選手が。水谷選手の先方を塞ぎます。

86/BRZレース・プロフェッショナルシリーズ第5戦 3ラップ 第1コーナー

水谷選手の前に出る7番車の堤 優威選手

堤選手は今年4月の第2戦でポールトゥウィン(予選1位、ポールポジションで優勝)を飾った実力の若手選手。

筆者はここで第1コーナーを後にし、フォトグラファー・シャトルバス(カメラマンが乗る移動用車両。実際はバスではなくハイエースのバン)に乗り、ゴールを待ち構えることにします。

このレースは周回数が10と少ない、総レース時間は20分強。富士スピードウェイの全長は4,536m、カメラマンの撮影やメンテナンス、緊急用車両等が通行するサービスロードと呼ばれるものが、コースの内側と外側につくられています。富士スピードウェイでは、第1コーナーからゴール地点のあるホームストレートまでは外周を通るため、車で移動しても10分程かかってしまいます。

シャトルバスで移動中にコースで走る水谷選手を見ると、途中で1位に再浮上したことがわかりました。まさか!と心高鳴ります。

8ラップのホームストレート。水谷選手はトップで通過!後続は88号車の井口卓人選手。井口選手はSUBARU BRZのマシンで、ニュルブルクリンク24時間耐久レースでクラス優勝をはじめ多数の勝利を収めた超実力選手。祈る気持ちで9ラップを迎えると、順位は変わらず。

最終ラップ、最終コーナーを抜けたのは…

先頭は、水色と白色に塗り分けられた25号車、水谷大介選手!

おめでとう!水谷選手!

カメラを構える手が震えたままでの撮影で少しブレてしまいました。

水谷選手の肩を組み祝福するのは、トヨタモビリティ東京株式会社の代表取締役社長・片山守氏。多くのカメラマンも集まり、現場は異常な盛り上がりに。

レースを終えたTOP3のマシンが整列されますが、その直後、感極まってマシンの前に皆が集まり記念撮影!

おっと、水谷選手、旗で顔が隠れています。しかも裏表逆!

カメラマンがツッコミを入れて仕切り直し。しかし、カメラの台数が多く、カメラ目線がバラバラ。収拾がつかない盛り上がり。

ここまで盛り上がるのは滅多にないそうです。

「1」の形をした風船状の飾りを手に持ち、表彰台に立つ水谷選手。この飾りは、「2019年 Summerレース観戦ツアー」のイベント会場、クリスタルルームのテーブル番号に使われていたもの。

表彰式で優勝カップを高々と掲げた水谷選手。

優勝賞金は30万円。しかし、金額より勝てたことの方が大切な様子。水谷選手はヒーローインタビューでアマチュアがプロレーサーを抑えて優勝したことについて、冗談交じりに煽りを入れていました。水谷選手が2位のプロレーサーをいじる場面も。

シャンパンファイト。

余って気の抜けたシャンパンは下にいるスタッフに注がれました。

ピットブースに戻ると水谷選手を胴上げ。

この後、水谷選手に勝因は何かを尋ねたところ、「圧倒的にマシンの速さ」と即答。自分の腕ではなく、マシンを支えたエンジニア、スタッフのおかげだったとまずは語りました。さらに、後ろから追いかけるプロ選手がプレッシャーではなかったかと尋ねると「ミラーで見たら、後ろの選手は辛そうだった。自分がミスしなければ勝てる」と語りました。

応援をしていた水谷大介選手、見事、ポール・トゥ・ウィン!本当におめでとうございました!

このレース取材を通して、水谷大介選手の楽しいお人柄もしみじみと感じることができました。言葉にはされませんでしたが、お客様、ファンへの思い、楽しく明るいお人柄の良さも感じることができました。

次回の十勝サーキットで86/BRZレースでは、元スピードスケート選手で金メダリストの清水宏保選手も出場とのこと。水谷大介選手の今後の活躍とあわせてますます目が離せない「GR Tokyo Racing」を今後もRosazzurroは応援していきます。

トヨタ・ヴィッツと86/BRZのワンメイクレースは、プロでなくても参戦できるもの。新規参入されるドライバーが増えることを願いつつ、今回の取材に多大なる協力をいただいた、トヨタモビリティ東京株式会社さんへ謝辞を記して筆を置かせていただきます。

86/BRZレース・プロフェッショナルシリーズ第5戦 長山大介選手優勝

レースが終了後もしばらく掲出を続ける結果のサイン。ポジション1には、水谷大介選手のカーナンバー「25」が。

取材・撮影・文:宇野 智(Rosazzurro)

この記事の執筆者

宇野 智(Rosazzurro)この執筆者の詳細プロフィール

車はおもしろい!を届ける自動車情報メディア「Rosazzurro」編集長。自ら取材、試乗、撮影、執筆した記事をUPしています。...

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