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【アストンマーティン V8 ヴァンテージ ザガート】生産台数89台の超個性派GT

アストンマーティンV8のなかでもパワーアップモデルであるヴァンテージには、さらにカロッツェリア・ザガートが手掛けた稀少モデルが存在します。一見しただけではまるで別モデルのような独特の架装はまさにザガートマジック!V8ヴァンテージ ザガートの魅力に迫ります。

名門アストンマーティンと老舗ザガートの深い関わり

アストンマーティン V8 ヴァンテージ ザガート 外装 フロント コンコルソ・デレガンツァ・京都2019

フロントグリルの印象は大きく変わったが、アストンマーティン伝統の凸型は継承されている。

アストンマーティンとザガートの初コラボとなる、アストンマーティン DB4 GT ザガート

1919年創業のアストンマーティン(正式名称:アストンマーティン ラゴンダ)は、イギリスを代表する高級カーメーカー。幾度も経営危機に見舞われるもののそのたびに復活。現在でも販売するモデルは世界中のファンを魅了し、話題を呼びます。アストンマーティンの車づくりは、徹底したクラフトマンシップとレースカー並みの性能の高さが特徴で、価格は軽く1,000万円を超えるものが殆どです。

ザガートの創業も奇しくも1919年。イタリア・ミラノを本拠とする老舗カロッツェリア(少数精鋭の車工房)で、ダブルバブルルーフ(ルーフの両端部が中央部より若干盛り上がる形状)をはじめとする個性的な架装をすることで知られます。

アストンマーティンとザガートの関係は密接で、60年代に発表された両社初コラボとなる「DB4 GTザガート」、80年代の本モデル「V8ヴァンテージ ザガート」、2000年代に入ってからの「DB7ザガート」「V12ザガート」など、マニア垂涎モデルが勢揃い。また、2019年創立100周年を記念し、DB4 GTザガートのDNAを継承する「DB4 GT ザガート コンティニュエイション」「DBS GT ザガート」の販売もアナウンスされています。

V8ヴァンテージ ザガートの架装はまるでマジック!

アストンマーティン V8 ヴァンテージ ザガート 外装 フロント・サイド コンコルソ・デレガンツァ・京都2019

ボンネット上のパワーバルジ(膨らみ)が只者ではない雰囲気を醸し出している。

1986年のジュネーブモーターショーにてワールドプレミアが実施されたアストンマーティン V8 ヴァンテージ ザガートはクーペスタイルのGTカー。V8シリーズの高性能モデルV8 ヴァンテージをベースとし、デザイン・製造をカロッツェリア・ザガートが受け持ちました。上記の画像を見ても分かるとおり、ベースモデルとザガートモデルはまるで別モデルといっても過言ではない違いっぷりで、まさにその癖のある架装はザガートマジックと言えます。

デザイナーはジュゼッペ・ミッティーノ。フロントグリルはアストンマーチン伝統の凸型としたものの、ヘッドランプは角型4灯に大きく変更。ボンネット上にはキャブレター・ファンネル収納のためのバルジ(膨らみ)を持ち、サイドウィンドウは大きく取ったグラスエリアをフレームで囲み、その一部を開閉する方式が採用されました。ルーフはザガートの代名詞ダブルバブル形状、リアではトランクリッドを跳ね上げスポイラー風としています。

アストンマーティン V8 ヴァンテージ ザガート コンコルソ・デレガンツァ・京都2019

デザイナーは奇才「ジュゼッペ・ミッティーノ」だ。

V8 ヴァンテージ ザガートは誕生した1986年から販売終了となる1990年までのあいだ、総生産台数をクーペモデルが52台、コンバーチブルとなるヴォランテモデルが37台となる超稀少車。そのモデルすべてが生産開始以前に完売してしまうほどの人気となりました。

時速は300km/h!V8ヴァンテージ ザガートの驚異的スペック

アストンマーティン V8 ヴァンテージ ザガート コンコルソ・デレガンツァ・京都2019

トランクリッドを跳ね上げた独特のリア形状。

アストンマーティン V8 ヴァンテージ ザガート コンコルソ・デレガンツァ・京都2019

ルーフはザガートの代名詞ともいえるダブルバブル形状だ。

V8ヴァンテージ ザガートは、ベース車両となったV8ヴァンテージをアルミ製とすることで軽量化。5.3L V型8気筒エンジンにウェーバー製ツインチョーク式キャブレター4器を搭載。これにより最高出力は430hp、0-60m/h加速で5秒以下、最高速度は約300km/hを達成しました。(ツインチョーク式キャブレターとは、キャブレターを並列に2器取り付けることにより、燃料供給部分を共有させ慣性効率を良くした方式のもの)

さらに、V8ヴァンテージ ザガートには「稀少中の稀少」ともされる生産前のプロトタイプが3台存在し、そのうちの2台は右ハンドル仕様・ロールバー装備の5速シフトで、最高出力は438hpを達成したとされています。

V8ヴァンテージ ザガートの価格はマニア垂涎でオークション級

アストンマーティン V8 ヴァンテージ ザガート コンコルソ・デレガンツァ・京都2019

サイドウィンドウは一部しか開閉できない。

アルファロメオ V8ヴァンテージ ザガートは販売台数はクーペ・ヴォランテ含め89台となり、市場に出回ることもめったにありません。そのため、出回った際には非常に高額となるのは間違いないようです。ちなみに販売前のプロトタイプでペブルビーチ・コンクール・デレガンス受賞歴があり、アストンマーチン・ヘリテージとしても登録済み車両の個体番号「20011」が買い手を募集した際の価格は、53万ポンド(日本円で約7,200万円)となりました。

撮影:宇野 智(Rosazzurro)
京都・二条城で開催された「コンコルソ デレガンツァ 京都2019」にて撮影。

ジャパン・クラシック・オートモービル2019にも出展

アストンマーティン V8 ヴァンテージ ザガート ジャパン・クラシック・オートモービル2019

日本橋を疾走するアストンマーティン V8 ヴァンテージ ザガート。

アストンマーティン V8 ヴァンテージ ザガート ジャパン・クラシック・オートモービル2019

めったに見ることはないザガートらしいフォルムを目に焼き付ておこうと思った。

奇しくも、同一個体となるアルファロメオ V8ヴァンテージ ザガートが日本橋を滑走。またとない機会に巡り合えました。

撮影:宇野 智(Rosazzurro)

アストンマーティン V8 バンテージ ザガートのスペック表

エンジンV型8気筒
最高出力430hp
最大トルク-
ボディサイズ-
車両重量-
トランスミッション5速MT
駆動方式FR
乗車定員2人
新車時車両価格-

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