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日産GT-R 2020年モデルは想像の斜め上を行く乗りやすさ【試乗レポート】

日産GT-R 2020年モデルを東名高速でテストドライブ。570馬力のエンジンを搭載したモンスターと思えない扱いやすさとは?新色のワンガンブルーのボディカラーが試乗車でした。

日産GT-R生誕・東名高速開通50周年 "初"の特別試乗会

日産GT-R 2020年モデル ワンガンブルー

試乗車は新色「ワンガンブルー」。湾岸ミッドナイトを連想した方が多いのでは?

令和元年は、日産GT-R・フェアレディZ生誕50周年、また、東名高速全線開通50周となり、2019年5月25日、東名高速道路足柄サービスエリア上りで、これを記念して日産自動車とNEXCO中日本がコラボレーションしたイベントが開催されました。

このイベントの目玉は、東名高速では初となる、日産GT-R 2020年モデルの特別な試乗会。。この試乗会は、足柄スマートICから新東名高速 駿河湾沼津スマートICの往復約50kmを走行するもので、事前に応募した23組のドライバーが参加しました。この応募は全国津々浦々7,000件を超えたとのこと。日産GT-Rの高い人気ぶりが伺えます。

Rosazzurro編集部はこの日産GT-R 2020年モデル特別試乗会が終わった直後、特別に試乗会と同じコースでテストドライブをさせていただきました。

日産GT-R 2020年モデルのテストドライブレポート

日産GT-R 2020年モデル

試乗させていただいた日産GT-Rの内装。

日産GT-R 2020年モデルに乗ってエンジンを掛ける前に気がついたのは「アイポイントが高い」ことでした。普通、スポーツカーは着座位置が低く、目線の位置も低くなります。目線の位置が高くなると見晴らしがよく運転しやすくなります。

日産GT-R 2020年モデル

試乗車の内装はオフホワイト。

日産GT-R(R35型)は室内空間が広く設計されており、天井に頭が付きそうになったり、左右の空間が窮屈に感じることはありません。試乗したモデルはオフホワイトの内装で、室内は明るくより広く見えます。(白色は膨張色で実際の大きさ、面積より大きく目に見える効果がある)

日産GT-R 2020年モデル

トランクは広く、ゴルフバッグが入るとのこと。

サービスエリア内を走り出すと、アクセルの操作に神経を使わなくとも低い速度で一定に走ることができることに驚きます。余裕で500馬力を超すエンジンですから、もう少しアクセル操作が難しい先入観がありましたが、全くそんなことはありませんでした。

この試乗会は一般応募の方と同じ日産自動車の説明員が同乗し、2020年モデルの特徴を教えてくれました。現行R35型GT-Rのデビューは2007年、すでに12年目を迎えた熟成に熟成を重ねた2020年モデル。もともと、フルモデルチェンジを考えず、熟成を重ねることを前提に設計されてデビューしたとのこと。

日産GT-R 2020年モデルの主な改良点のひとつが、ブレーキの操作感。ブレーキを踏んだ瞬間のタッチがソフトになり、より扱いやすい車に仕上がったと説明員が語っていました。確かに、高速道路上で前方に急な割り込みが入り強めにブレーキを踏んだとき、ガクっとなるようなことなく、とてもなめらかでスムーズ。

また、説明員の方はこのイベントの直前に袖ヶ浦のサーキット場でテストドライブを行い、GT-Rのポテンシャルの高さを再認識したと語ってくれました。例えば、オーバースピードでコーナーに突っ込んでいっても安定性が高く、限界を超えて滑り出したとしても、変な動きはせず修正をすればすぐに戻る安定性があったとのことでした。(そんな体験ができて羨ましい限り)

東名高速 足柄スマートICから新東名 駿河湾沼津スマートICまでの往復約50kmという短い距離でしたが、GT-Rの良さをしっかりと体験できました。特に印象に残ったのは、時速80km程度の速度をアクセル操作だけでも何ら苦もなく一定にできることでした。570馬力とは思えない「しつけの良さ」といった感じです。語弊を恐れずに言うと「おばあちゃんでも運転できそう」。

しかし、アクセルを少し踏み込みタコメーターが3,000回転を超えると、570馬力のGT-Rは本気を出し始めます。エンジン音が明らかに変わります。しかし、東名高速ですので、回しても3,300回転ぐらいが限界です。

次の機会には、じっくりと日産GT-Rの良さを体験してみたいものです。

日産GT-R 2020年モデルのスペック

"■寸法
全長:4710mm
全幅:1895mm
全高:1370mm
ホイールベース:2780mm
車両重量:1760-1770kg
乗車定員:4名

■エンジン主要諸元
型式:VR38DETT
種類・シリンダー数:DOHC・V型6気筒
最高出力:419kW(570PS)/6800rpm
最大トルク:637N・m(65.0kgf・m)/3300-5800rpm
使用燃料・タンク容量:無鉛プレミアムガソリン・74L

■諸装置
駆動方式:4輪駆動
ステアリングギヤ形式:電子制御パワーアシスト付ラック&ピニオン式
サスペンション前/後:独立懸架ダブルウィッシュボーン式/独立懸架マルチリンク式
主ブレーキ前/後:ベンチレーテッドディスク式/ベンチレーテッドディスク式
タイヤ前・後:255/40ZRF20(101Y)・ 285/35ZRF20(104Y)

■車両本体価格(メーカー希望小売価格、消費税込み)
GT-R Pure edition 10,631,520円
GT-R Premium edition 12,105,720円
GT-R Black edition 12,539,880円

日産GT-R 50th Anniversary

日産GT-R 2020年モデル

50th Anniversaryは新色のワンガンブルーのほか、ホワイトとシルバーの計3色をラインナップ。どのボディカラー白の太いセンターラインが入る。

日産GT-R 2020年モデル

50th Anniversary にのみ選択できる「ミディアムグレー」の内装。とても人気が高いとのこと。

日産「GT-R 50th Anniversary WANGAN Blue」の新車車両価格は、13,516,200円(メーカー希望小売価格、消費税込み)。2020年3月までの期間限定の特別仕様車。

GT-R 50th Anniversary WANGAN Blueのスペック

■寸法
全長:4710mm
全幅:1895mm
全高:1370mm
ホイールベース:2780mm
車両重量:1770kg
乗車定員:4名

■エンジン主要諸元
型式:VR38DETT
種類・シリンダー数:DOHC・V型6気筒
最高出力:419kW(570PS)/6800rpm
最大トルク:637N・m(65.0kgf・m)/3300-5800rpm
使用燃料・タンク容量:無鉛プレミアムガソリン・74L

■諸装置
駆動方式:4輪駆動
ステアリングギヤ形式:電子制御パワーアシスト付ラック&ピニオン式
サスペンション前/後:独立懸架ダブルウィッシュボーン式/独立懸架マルチリンク式
主ブレーキ前/後:ベンチレーテッドディスク式/ベンチレーテッドディスク式
タイヤ前・後:255/40ZRF20(101Y)・ 285/35ZRF20(104Y)

■ 50th Anniversary Anniversary 専用装備 
・専用ミディアムグレー内装色
・ 専用ステッチ付アルカンターラルーフトリム
・ 50周年記念バッジ(センターコンソール)
・ 50周年記念ロゴ入りメーター
・ 50周年記念ロゴ入りキッキングプレート
・ 前席・後席セミアニリン本革シート+ナッパレザーインス +ナッパレザーインストパネル
・ アルカンターラ前席サンバイザー
・専用ステッカー
・ 50周年記念バッジ(リヤ)
・ 50周年記念ステッカー(リヤ)
・ 専用ホイールカラー
・ 50周年記念ロゴ入りホイールリム

■車両本体価格(メーカー希望小売価格、消費税込み)
GT-R 50th Anniversary WANGAN Blue:13,516,200円

取材レポート・撮影:宇野 智(Rosazzurro)

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