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【三菱新型デリカD:5 新旧比較】デザイン大幅刷新!新型ディーゼルモデルの変更点とは
三菱デリカD:5のマイナーチェンジが発表されました。新型デリカD:5は車全体に大幅な変更が加えられて登場します。ミニバンとSUVのクロスオーバーというキャラクターはそのままに、いたるところに変更が加えられた進化ぶりを旧型デリカD:5と比較します。
この記事の目次
三菱新型デリカD:5のビッグマイナーチェンジが発表!
新型 三菱 デリカ D:5 2018年
三菱新型デリカD:5の予約受注が11月21日から開始されました。フルモデルチェンジではなく、あくまでビッグマイナーチェンジとはいわれるものの、新型デリカの内外装は旧型とはまったく異なる世界観が与えられ登場します。
新型デリカD:5はには「スタンダード」と「アーバンギア」と呼ばれる2種のモデルが用意されます。
「スタンダード」にはアンダーガードが装備され、傾斜地でのアプローチアングルを確保した旧型のコンセプトをそのまま引き継ぐモデル。「アーバンギア」は、エアロダウンフォルムを纏う、より都会的な印象が与えられたモデルです。
新型デリカの主な変更点
・内外装の大幅刷新
・尿素SCRシステムを採用したディーゼルエンジン
・トランスミッションは6速ATから8速ATに
・予防安全装備eアシストを全車標準装備
三菱新型デリカD:5 最低地上高は変わらずビッグマイナーチェンジ!
新型はディーゼル車のみ、ガソリン車は旧型を継続販売
旧型デリカ D:5 4WDイメージ 2017年
旧型D:5の販売台数のうち、約90%がディーゼルエンジンの4WDモデルという結果から、現段階で新型デリカD:5に搭載されるエンジンはディーゼルエンジンのみの設定。安価なガソリンエンジンモデルは旧型D:5を継続販売してラインナップ充填を図る方針です。
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外装を新旧比較|新型デリカはスタイリッシュなSUVミニバンに
三菱 新型デリカ D:5 2018年
三菱 旧型デリカ D:5 2016年
大幅に刷新された新型デリカD:5のエクステリアデザインは、高めの車高とリアゲートのデザインこそ旧型デリカの面影はあるものの、その他のエクステリアデザインは全面刷新といえるほどの違いがあります。
とくに変更が大きいのはフロントフェイス。上部にあるヘッドライトはスモールランプで、メインヘッドライトは下部に位置する縦2列に配置されたLEDヘッドランプ。照射位置を下げ、対向車が眩しくならないように配慮するとともに、マルチビームで常に優れた配光を実現する機能的なデザインです。
リアコンビネーションランプは、ブレーキランプと尾灯を分けることで視認性の向上が図られたデザイン。カギ型に光る特徴的な導光タイプのLED尾灯が印象的です。
三菱 新型デリカ D:5 テールランプ
内装を新旧比較|新型デリカはエレガントなイメージをプラス
三菱 新型デリカ D:5 インパネ 2018年
三菱 新型デリカ D:5 シート 2018年
三菱 旧型デリカ D:5 インパネ 2018年
三菱 旧型デリカ D:5 シート 2018年
インテリアにも大きく手が加えられています。ミニバンとSUVのクロスオーバーらしく、やや飾り気のないインテリアだった旧型デリカD:5。新型では車体姿勢を把握しやすい水平基調のデザインへと変更されている点はSUVらしさを残しつつ、よりエレガントな空間に仕上げられています。
細部までつくりこまれたメーター・インパネ・シートがより都会的な「アーバンギア」のコンセプトネームに沿った上質な空間つくりだしています。細かな収納スペースも追加され、使い勝手をさらに向上。遮音材と吸音材の配置を見なおすことで、旧型の弱点であった静粛性を改善しています。
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パワートレインを比較|トルクと燃費が改善された新型デリカ
三菱コモンレール式ディーゼルエンジン
新型デリカD:5 | 旧型デリカD:5 | |
---|---|---|
エンジン種類 | 直列4気筒 ディーゼル | 直列4気筒 ディーゼル |
排気量 | 2.2L | 2.2L |
最高出力 | 107[145]/3500 | 109[148]/3500 |
最大トルク | 380[38.8]/2000 | 360[36.7]/1500〜2750 |
トランスミッション | 8速AT | 6速AT |
駆動方式 | 4WD | 4WD |
使用燃料 | 軽油 | 軽油 |
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm |
エンジンは、改良が加えられた2.2L直列4気筒クリーンディーゼルエンジン+8速AT+4WDのみの設定。三菱では初採用となる尿素SCRシステムは、一定の走行距離ごとに尿素水溶液「AdBlue」の補充が必要とはなるものの、窒素酸化物の発生を効果的に抑える確実なシステムです。
トランスミッションは旧型の6速ATから新開発の8速ATに変更。油圧式だった旧型のパワーステアリング機構は、新型では電動式に変更され、エンジンパワーのロスを低減。JC08モード燃費は13.0km/Lから13.6km/Lに向上しています。
4WDシステムにはヨーレートセンサーが追加され、より高精度のデファレンシャル制御によりハンドリングの向上が期待されます。
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安全装備&運転支援装備を比較|ライバルと肩を並べた新型デリカ
三菱 eアシスト動作イメージ
新型デリカD:5には、旧型では装備されていなかった予防安全システム「eアシスト」が装備され、ようやく安全性能でライバル車と肩を並べることができるようになりました。
衝突被害軽減ブレーキ・線逸脱警報システム・レーダークルーズコントロールシステム・オートマチックハイビーム全車に標準採用し、サポカーに対応。電動パーキングブレーキが採用されるようになることもトピックです。
新型デリカD:5に搭載されるeアシストの主な機能
搭載グレード | 安全機能 |
---|---|
標準グレード | ・低車速域衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM-City) ・車線逸脱警報システム(LDW) ・レーダークルーズコントロールシステム(ACC) ・オートマチックハイビーム(AHB) |
上位グレード | ・誤発進抑制機能(前進&後退時)(UMS) ・後側方車両検知警報システム(BSW/LCA) |
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車両価格を新旧比較|大幅に改良された新型デリカ値上げは必至
新型デリカD:5の価格は、大幅な改良により、大きく値上げされます。旧型ディーゼルモデルの価格は353万円〜375万円。新型の予定価格は約385万円~約425万円になる見通しです。
30万〜50万円ほどの値上げ幅は、多数の改良点を考慮すれば、けっして高い額面ではないでしょう。ちなみに、販売継続される旧型D:5ガソリン車の価格は286万円〜373万円で販売しています。ただし、いつまで販売されるか正式なアナウンスはされていません。
新型デリカD:5の発売日は2019年!東京オートサロンにも出展
11月21日に予約受注が開始された新型デリカD:5。2019年1月に執りおこなわれる東京オートサロン2019にて初披露され、発売日は2019年初頭を予定しています。
近未来都市的なデザインを纏って登場する三菱新型デリカD:5は、三菱の新しい試みがふんだんに注ぎ込まれた意欲作といえるでしょう。
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