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バッテリー上がりを3分で解決!エンジンがかからない原因と対策方法【保存版】

バッテリー上がりは3分で解消できます。エンジンがかからない場合でも、しっかりと原因と対処法がわかっていれば安心です。バッテリー上がり以外のトラブルへの対処もあわせて解説。エンジンがかからないトラブルに見舞われた際の手引となる情報を徹底網羅しました。

エンジンがかからない=バッテリー上がりとは限らない!

エンジンがかからない場合の多くの原因はバッテリー上がりによるものですが、バッテリー上がりだけが原因とは限りません。電子機器の故障や燃料系統に異常があった場合にも、やはりエンジンはかかりません。バッテリー上がりだと思って対処した結果、単純な操作ミスだったという事例も数多くあります。

エンジンがかからない車には、原因究明のためのヒントが隠されています。まずは慌てず原因を追求しましょう。それがもっとも素早い解決につながります。

エンジンがかからない場合の考え方と対処法を解説していきます。

エンジンがかからないときの原因判定方法【2段階】

車のエンジンを始動させるには、インジェクターが燃料を噴射し、セルモーターでエンジンを回して空気と燃料を圧縮。そこにスパークプラグで点火しなければエンジンは始動しません。

逆をいえば、その条件が整えば不必要な場合でもエンジンはかかってしまいます。自動車メーカーは、不用意なエンジン始動による事故を防ぐために、安全が確認された状態でなければエンジンがかからないようにしている場合があります。

始動スイッチを押してもエンジンがかからないからといって、まっさきにバッテリーを疑ってしまうのは軽率。まずは落ち着いて操作手順を確認しましょう。

【手順1】操作ミスをしていないかチェック

エンジンの回転が、タイヤに伝わる状態でエンジンを始動すると、当然車は走り出してしまい危険です。メーカーは安全対策として、誤発進を防止するための安全装置を設けています。

AT車はシフトレバーの位置を確認しましょう。エンジン動力が伝わらないP(パーキング)か、N(ニュートラル)の位置になっていなければエンジンはかからないようになっています。

同じ理由で、MT車の場合もクラッチペダルを踏んで、クラッチが切れた状態になっていなければエンジンはかかりません。

また、ハンドルロックがかかっている状態でもエンジンは始動することができません。ハンドルロックは、ステアリングを左右どちらかに力を加えながらエンジンを始動することで解除することができます。

【手順2】セルモーターが回るかどうかチェック

「キュルキュル」というセルモーターの回転音は、エンジンが始動できないときの重要なバロメーターとなります。最近の車はセルモーターの音が聞こえづらくなっていますが、普段から耳を澄ませて聞いていればトラブルの際に役立ちます。

セルモーターがまったく回らないとき

セルモーターの回転音がまったく聞こえない場合は、バッテリーが完全放電してモーターを回す電力がまったくない状態、もしくはセルモーターの故障が考えられます。

スマートキーを採用する車は、スマートキーの電池が切れると車との通信がでなくなります。その状態では、車は「近くにキーがない」と判断し、エンジンを始動することはできません。

この場合は、スマートキーをエンジンスタートボタンに近づけて、スタートボタンを押すことでエンジンが始動できます。

セルモーターが一瞬だけ回る

セルモーターが一瞬だけ回る、もしくは弱々しく回る場合はバッテリー上がりの可能性が高いといえます。

セルモーターを含む車の電装品は12V前後の電圧で駆動しており、それらが動作できない電圧まで降下した状態がいわゆるバッテリー上がりです。わずかに動くセルモーターは、電圧不足の証拠となります。

セルモーターが回り続ける

セルモーターはいつもどおり回るのに、エンジンがかからない場合は、燃料供給か点火が適切におこなわれていない可能性があります。

燃料がしっかりと入っているのであれば、燃料ポンプか燃料噴射装置の故障。もしくは点火装置の故障が疑われます。どちらにせよ、その場での修理は難しいため、すみやかにディーラーや整備工場に修理を依頼しましょう。

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