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融雪剤おすすめ人気ランキングTOP11!凍結防止剤との違いから使い方まで

融雪剤は雪が多く積もる地域では欠かせない製品です。冬の幹線道路・高速道路には行政にて融雪剤が散布されますが、自宅前の道路や私道の雪を溶かす場合は自分で撒くしかありません。融雪剤を選ぶ基準と使い方、凍結防止剤との違いまで融雪剤についてまとめました。

融雪剤とは?凍結防止剤との違い

豪雪地域で活躍する除雪車

日本の冬は降雪にて車の走行が困難になる道路が数多くあり、豪雪地帯では除雪車と「融雪剤」が活躍しますが、そこまで雪が積もらない地域では融雪剤にて雪を融かして道路を安全に走れるようにします。

融雪剤は雪が多く積もる地域だけではなく、都心近くの主要幹線道路や高速道路の降雪時に融雪剤が活躍しており、生活道路や私道では個人が撒くなど融雪剤は冬に欠かせないアイテムです。

融雪剤とは?

融雪剤

融雪剤とはその字が示す通り「雪を融かす」製品で、道路に積もった雪を融かすことで車のスリップを抑制し、制動距離を縮めることで車が安全に走行できるようにすることが大きな目的です。

主な成分は塩化カルシウム

融雪剤は主成分に「塩化カルシウム」を使用した製品が多く、通称「塩カル」と呼ばれています。

融雪剤の塩化カルシウムが水に溶けることで凝固点を-50℃まで下げ、融点が気温以下になることで雪が融け、塩化カルシウムが水に溶けるときの溶解熱自身も雪が溶ける手助けをしており、雪に含まれている水分との化学反応で雪を融かしています。

凍結防止剤との違い

凍結防止剤は「 塩化ナトリウム」を主成分とした凍結を防止することができる製品です。

塩化ナトリウムの凝固点は約-20℃で散布したあとの持続効果が長く、雪が降る前に道路や駐車場などに散布して使用することを前提としています。

凍結防止剤の中でも主成分に塩素を含まない製品は家庭用として取り扱われることが多く、「尿素」「酢酸ナトリウム」などを主成分としており、金属・土壌などに悪影響を及ぼさない環境に配慮した製品です。

融雪剤にはどのような効果が?

融雪剤は散布して十数分も経過すればその効果が現れ、一度に多くの雪を融かすことができますので、雪が積もった道路に散布することに適している製品です。
また融雪剤には融けた雪が凍らないように「凍結防止」の役目もあります。

融雪剤は乾燥した運動場に融雪剤を撒くことで土に含まれている水分が吸収され、粉塵を防ぐ効果もあります。
また融雪剤は「工業用の乾燥剤」「家庭用の吸湿剤」としても使用されるなど、冬以外の季節でも使用されている製品です。

融雪剤の使い方、撒き方と撒くタイミング

雪かきと融雪剤の併用がより効果的

道路に積もった雪を融かすことができる融雪剤の使い方と撒き方、撒くタイミングについて説明します。

融雪剤の使い方と撒き方

融雪剤は1平方メートルにつき「30~100g」ほどが一般的な散布量で、融雪したい場所の積雪量に応じてまんべんなく散布します。(散布量が製品によって指定されている場合は、その指示にしたがってください。)

塩化カルシウムを素手で触ると皮膚炎の原因となります。
とくに手が濡れている状態で塩化カルシウムが付着すると化学反応が起こりますので、融雪剤を取り扱う際には必ずゴム手袋を着用して、肌を保護するよう徹底してください。

融雪剤散布機

融雪剤を撒くときにスコップやカップで救って散布してもムラなく散布することが難しく、融雪がムラになってしまうと融雪剤を撒いた意味が半減していまい融雪剤を撒いた意味がありません。
融雪剤の散布に「融雪剤散布機」を使うことで綺麗に散布し、雪を均一に融かすことができます。

融雪散布剤は畑で使う「肥料散布機」を利用することで広い範囲でも簡単にまんべんなく散布することができます。
駐車場や玄関であれば、ハンディタイプの「散粒器」を使用すれば気軽に散布することができますので、融雪剤を散布する場所や範囲によって使い分けることで効率よく散布できるでしょう。

融雪剤の効果がある持続時間

融雪剤(塩化カルシウム)は1度散布すれば数日間はその効果が持続と思われていますが、その持続時間は散布してから半日〜1日程度しかありません。

積雪が続く地域では定期的に融雪剤を散布する必要がありますので、どれくらいの期間融雪剤を散布するのかを考えて融雪剤を用意しましょう。

融雪剤を撒くタイミングはいつ?

融雪剤を撒くタイミングは、下記いずれかのタイミングにて散布することで融雪効果を得ることができます。

 ・雪が積もる前/降り始めに散布
 ・雪が降り止んだあとに散布
 ・雪が溶け始めるころに散布

雪が激しく降っている際は気温がかなり低くなっていますので、融雪剤の化学反応が弱まりその効果に影響をおよぼす可能性があります。
また降雪中や夜間は視界が悪くなり道路に出て融雪剤を撒くのは危険ですので、十分な視界が確保されるときに撒くようにしましょう。

車が錆びないよう注意

融雪剤の主成分である「塩化カルシウム」の塩素には、土壌やコンクリートを汚染する他に金属を腐食させてしまう作用があり、このような塩素による悪影響を「塩害」といいます。

冬に積雪・凍結がある道路を走行すると車の底面やタイヤハウス・ボディに白い粉が付着する場合がありますが、それは融雪剤の可能性がありますのでそのまま放置しておくと、車の金属部分に腐食が発生し錆になる可能性があります。

融雪剤が撒布された道路を走行した後は勢いよく水を噴射できる装置にて、速やかに融雪剤を洗い流すことで車が錆びないように注意してください。

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この記事の執筆者

猫田 久太郎この執筆者の詳細プロフィール

漫画「サーキットの狼」がきっかけとなり、1970年後半のスーパーカーブームに感化され未だにその熱が覚めず現在に至っています。 特にヨーロッパ車の文化とデザインに魅了された車好きです。 簡単な修理・整備は自分で行うので車の記事だけでなく、DIYやカー用品についての記事も執筆して...

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