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新型カローラツーリングスポーツ初公開!カローラフィールダーの後継車?
2018年9月にトヨタにその存在を明かされた「新型カローラツーリングスポーツ」が、ついにパリモーターショー2018で初お披露目となりました。欧州仕様車の情報しか出ていない現状ですが、国内導入となる場合はカローラフィールダーの後継に?当記事では、発表された新型モデルの詳細や過去モデル「カローラツーリングワゴン」についてご紹介します。
この記事の目次
新型カローラツーリングスポーツ登場で「オーリス」の名前は廃止
トヨタ自動車はパリモーターショー2018にて、カローラシリーズの新型ワゴンタイプモデル「カローラツーリングスポーツ」を欧州市場に向けて発売することを公表しました。これに伴い「オーリス」の名前を廃止し、グローバルネームの「カローラ」に統一されました。
カローラツーリングスポーツは、2018年6月に日本で発売されたカローラスポーツのワゴン版に位置づけられますが、国内販売については情報公開は行われませんでした。
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先代モデルの名称は「オーリスツーリングスポーツ」だった
新型カローラツーリングスポーツは、実は「オーリスツーリングスポーツ」の後継モデルに当たり、今回の新型発表に伴い、「オーリス」の名称が、世界基準の「カローラ」に統一されることも明らかになっています。
日本国内では、実のところ世界基準の「カローラ(通称:グローバルカローラ)」とはプラットフォームを異にする「カローラ」が販売されており、国内でも近々グローバルカローラへ統合されていくのではないか、という噂も。
カローラフィールダーも「新型カローラツーリングスポーツ」に統合か
トヨタ カローラフィールダー
先ほど述べた「国内カローラもグローバルカローラに統一か?」という噂に関連しますが、現在国内で販売されているワゴンモデル「カローラフィールダー」が、今回パリで発表された「新型カローラツーリングスポーツ」に統合される可能性が高いという予想が立っています。
「新型カローラツーリングスポーツ」はオーリスの次期モデルという点にヒントがあり、日本国内でデビューしたカローラスポーツは、オーリスの後継車種に当たります。とすると、カローラシリーズへのテコ入れが実施される今、国内のワゴンモデルを新型にする場合、必然とカローラフィールダーがベースとなり、「カローラツーリングスポーツ」という名前が与えられる可能性が高く見えてしまうのです。
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外装は先代よりスポーティに 内装は無駄のないシンプルなデザインに
「シューティングブレーク」のようなサイドビュー
シンプルで機能的な内装
新型カローラツーリングスポーツの内外装のデザインは、「スポーティ&シンプル」に尽きます。
外装は、フロントマスクをカローラスポーツと同じくし、ルーフラインは緩やかにリアへと伸びていく「シューティングブレーク」と呼ぶに等しいデザインが美しくもスポーティに映ります。
内装は、一切の無駄がなく、清潔で機能的な雰囲気が印象的です。センターパネルやシートにわずかに見られるカラーステッチを除けば、内装色は全体的に統一されており、遊びがありません。
パワートレインには1.8L・2.0Lの2種類がラインナップ
トヨタのハイブリッドシステム「THSⅡ」
新型カローラツーリングスポーツには、1.8L・2.0Lの2種類がラインナップされると発表されました。
ところで、今回のラインナップの提供方法は、過去に例を見ないものです。アルファードやヴェルファイアなどでは、直4エンジンとV6エンジンでハイブリッドが2種類ラインアップされることはありましたが、ほぼ近い排気量の2種類のエンジンを選べるハイブリッドは今回が初となります。
1.8Lモデル
1.8Lモデルは、カローラスポーツにも搭載されている1.8Lの直列4気筒NAエンジンに、モーターを加えたトヨタお馴染みの「THSⅡ」システムを用いたハイブリッドモデルとなります。
モーターとエンジンの出力を合算した「システム出力」は122馬力を発揮し、過不足ないパワーといえます。
2.0Lモデル
2.0Lモデルは、今回で新登場となる2.0Lの直列4気筒NAエンジンに、モーターを加え、システムは1.8Lと同様のハイブリッドモデルとなります。
「システム出力」は、1.8Lモデルを大きく上回る180馬力で、こちらは名前通りのスポーティな走りが実現可能。排気量はわずか200ccですが、60馬力近い差が生じています。
日本で過去に発売されていた「カローラツーリングワゴン」
トヨタ カローラツーリングワゴン
「カローラツーリング」と名の付くワゴンは、日本でも過去に販売されていました。「カローラツーリングワゴン」は正式には、カローラフィールダーの前身に当たる「カローラワゴン」の国内3代目(1991~2002年)の次期に発売されていたシリーズの名称です。
当時はディーゼルエンジン搭載モデルも存在し、ステーションワゴンブームに乗じて「カロゴン」の愛称で親しまれていましたが、2000年8月にフィールダーへバトンを渡し、ツーリングワゴンシリーズは終了しました。
新型カローラツーリングスポーツの価格&日本発売日は?
カローラワゴンの次なるステージ「新型カローラツーリングワゴン」ですが、従来のヴィッツ系のプラットフォームではなく、プリウスなどにも使用される「TNGA-Cプラットフォーム」を用いたCセグメントに当たり、車体は3ナンバーサイズ化および、それに伴う価格上昇が予想されます。プリウスの価格帯「242~404万円」に近くなるか、それ以上になる可能性もあります。
肝心の発売日は、2019年9月ごろが有力です。パリモーターショーでの発表から欧州市場での販売が先行するのは確定で、それが2018年末とされています。トヨタから公式に「カローラツーリングワゴン」の存在が明かされた2018年9月の1年後に国内デビュー、という流れがしっくり来るのではないかと思われます。
ここしばらくは、トヨタからの声に注意深く耳を傾けましょう。
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