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高須克弥×光岡 オロチ:Vol.5「若者は自分自身に投資しろ!」Rosazzurroクルマバナシ

車は人生をともに過ごす仲間。“その車”には、どんな想いが詰まっているのだろう――。高須クリニックの院長として、美容外科・整形外科業界を牽引してきた高須克弥氏。そんな高須さんには免許を取った18歳の頃から、スポーツカーを乗り回す車好きな一面も。今回の“Rosazzurroクルマバナシ”では、高須さんがこれまでに乗ってきた愛車の話はもちろん、人生観やTwitter、お金の使い方についてなど全5回の連載で掘り下げていきます!

【Profile】高須克弥1945年1月22日生まれ。愛知県出身。
愛車:光岡 オロチ
高須クリニックの院長。日本の美容外科・整形外科業界の先駆者。僧侶やフリーメイソンの幹部会員としても活動している。医師としての功績もさることながら、院長自ら積極的なメディア露出を行っており、クリニック共に全国的な知名度を持つ人物である。Twitterでは歯に衣着せぬ物言いで、たびたび物議を醸すこともある。若者を中心に多くのフォロワーから支持されており、その影響力は計り知れない。

Vol.5「若者は自分自身に投資しろ!」

日本は若者の車離れが深刻化していますが、どうしたら防ぐことができると思いますか?

いまの若者たちって、小さい幸せに満足してるんじゃないの? そこそこで満足しちゃうんだもんね。もっとハングリーさを持てば、車を欲しがると思うんだけど。日本人より所得の低い中国人たちでも、みんなが車を欲しがってるよ。

中国の都市部では車が増えすぎて、ナンバープレートの数字によって走れる曜日が制限されるなど、交通規制がおこなわれていますね。それくらい、みんな車に乗っている。

そうそう。みんな車を欲しがってるんだよね。

中国はこれからもっと車が増えるだろうから、どんどん電気自動車が増えていくでしょ。もしそうなったら、排気ガスによる汚染も減って、規制が緩くなるんじゃないかな。

中国のハングリーさに、日本の若者は負けているんでしょうか。

若い人たちは冷めちゃってるからね。なんだか悟っちゃってる人が多い。最近は雀荘行ってもじいさんばっかりなのよ。

きっと彼らはタバコの煙が気になるし、自分たちの金が行ったり来たりすることのなにが楽しいんだろう?って、「 一人でゲームをやってるほうがずっと楽しい」って思うんだろうね。

高須さんが若かった頃は、何をして遊んでいたんですか?

暇があればジムカーナやラリーに出てたよ。

おそらく当時も、誰でも簡単に車を所有できたというわけではないですよね?

うーん。まぁ、でも中古車くらいなら、なんとか手に入ったもんね。とても高嶺の花っていうことではなかったよ。所得も低かったけど、車も安かった。贅沢を言わなければ乗れたんだよ。

高須さんも、若い頃はお金に苦労されましたか?

うん。医者ってすごい労働集約産業の上に、「3K(きつい、危険、汚い)」なんだよ。当時は「無給医局員」って呼ばれる大学病院にいて、給料もらってないやつがたくさんいたの。開業して流行ればリッチになれるけど、勤務医の場合は寝ないで当直やって無給とかね。

ただ、夜間の救急病院の当直とか、お産の産直をやると、いくらか日当がもらえるのよ。そういうことをやってると、月給がある程度増えてくる。それでなんとか車が買えたのよ。

がむしゃらに働いて車を買ったんですね。

いまの子はそれほど給料は高くていいけど、余暇を楽しみたいっていう人が多いんだろうね。だからそんなに金のかからないスマホゲームとか、つまらないものに金を使う。

いや、昔と価値観が違うんだろうけど。

若者は、どんなことにお金を使うべきだと思いますか?

自分に投資すべきですよ。スキルが上がる。例えば車を運転しまくって、ドライバーとしてのスキルを上げたっていいと思うよ。

あとは、中国語の勉強をして話せるようになるとか、板前の免許をゲットするとかさ。なんでもスキルの世の中だからさ、テキトーに大学に行って時間を潰してるくらいだったら、将来を考えて、自分の身になるようなものに投資したほうがいいと思うよ。

高須さんが仕事をする上で、一番大切にしている心意気や精神はなんですか?

大切にしてるものなんて何もない。

その場の流れに合わせてやっていくだけのことだから。何か一つでも囚われちゃうと、柔軟に動けない。

今日はこれから麻雀やるんだけどね、たまに牌を切る順番とかを決めてるやつがいるの。型にはまってて、リーチかける前はちょっと手が震えるとかね。

そういうやつは、動きを読まれちゃうから絶対勝てないの。

つまり、臨機応変に、状況によって考え方や行動を変えていると。

そうそう。思いがけないことをやるほうが、手強いやつなんじゃない?

政治家でいうとトランプと金正恩とか。何やるかわからんでしょう。だから、2人の戦いがすごくおもしろいよね。

安倍さんだったら、大体やりそうなことわかってるもんね(笑)。

高須さんの今後の目標を教えてください。

極楽往生。

「極楽往生」とは?

自分が死んだら、良いところ……つまり「極楽」に住みたいと思って。

ちゃんと極楽に行けるように保険もかけてあるのよ。そういう理由もあって、僕は僧侶になったんだよ。(※2011年に京都の本願寺にて得度を受け、僧侶となった高須医院長。僧侶名は「釈克念」)

医者と坊主の二足のわらじってすごく強いじゃない。ヤクザでありながら刑事、みたいな。どっちでも商売になるもん。死んじゃったら死んじゃったで商売になって、生きてたら生きてたで商売になるから最強だよ(笑)。


美容外科・整形外科業界を牽引し、医者という枠にとどまらず様々なことに果敢に挑戦してきた高須さんに迫った今回のRosazzurroクルマバナシ。歯に衣着せぬ物言いでたびたび過激な発言が飛び出すものの、その発言の根底にはしっかりとした筋があるからこそ、多くの人々に支持されるのだと感じました。貴重なお話、ありがとうございました!

取材:三浦眞嗣、米永豪
撮影:佐藤亮太
文:三浦眞嗣

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