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高須克弥 ✕ 光岡 オロチ:Vol.1「一目惚れした車は即購入!」Rosazzurroクルマバナシ

車は人生をともに過ごす仲間。“その車”には、どんな想いが詰まっているのだろう――。高須クリニックの院長として、美容外科・整形外科業界を牽引してきた高須克弥氏。そんな高須さんには免許を取った18歳の頃から、スポーツカーを乗り回す車好きな一面も。今回の“Rosazzurroクルマバナシ”では、高須さんがこれまでに乗ってきた愛車の話はもちろん、人生観やTwitter、お金の使い方についてなど全5回の連載で掘り下げていきます!

【Profile】高須克弥1945年1月22日生まれ。愛知県出身。
愛車:光岡 オロチ
高須クリニックの院長。日本の美容外科・整形外科業界の先駆者。僧侶やフリーメイソンの幹部会員としても活動している。医師としての功績もさることながら、院長自ら積極的なメディア露出を行っており、クリニック共に全国的な知名度を持つ人物である。Twitterでは歯に衣着せぬ物言いで、たびたび物議を醸すこともある。若者を中心に多くのフォロワーから支持されており、その影響力は計り知れない。

Vol.1「一目惚れした車は即購入!」

高須さんの愛車について教えてください!

光岡自動車のオロチってやつで、もう生産が終了してる車なんだよね。

でも最近、『デビルマン』仕様のモデルが限定生産されるって話題になってたよ。『デビルマン』の新作アニメ(『DEVILMAN crybaby』)にオロチが登場してるらしくて、劇中の塗装を再現してるんだって。

うちのオロチも『デビルマン』仕様にしちゃおうかな(笑)。

高須さんのオロチには、パートナーでもある漫画家・西原理恵子さんが描いたイラストがペイントされていますよね。

高須仕様ね(笑) 。 鳥がセックスしちゃってる落書きらしい。少し恥ずかしいよね。これは6年くらい前に描いてもらったんだけど、なかなか落ちないもんだよねえ。

オロチは、かなり珍しい車ですが、どういったキッカケで手に入れることになったのでしょうか。

8年ぐらい前かな。オロチのことはよく知らなかったんだけど、たまたま光岡自動車のお店に並んでるのを見かけて。「この車いい!」と思って買ったの。

だいたい僕は、好みの車にばったり会うと、その場ですぐ買っちゃうんだよね。

一目惚れだったんですね!

そう。欲を言えばオロチの発表会で展示されてたオープンカー仕様のモデルが欲しかったんだよ。でも、市販化はしてなくて。オープントップにしちゃうと、車体強度の問題で車検が通らないらしいだよね。

高須さんの愛車、光岡 オロチは、光岡自動車より2006〜2014年まで販売されていた2ドアクーペタイプの乗用車である。日本神話に登場するヤマタノオロチを由来としたその名の通り、他の車とは一線を画す生き物のようなデザインが最大の特徴。生産台数は少なく、市場に出回ることは珍しいレアな車だ。

高須さんが人生で初めて買った車を教えてください!

18歳のときに乗ったマツダのコスモスポーツ。トヨタの2000GTと迷ったんだよ。でも、当時はエンジンの仕組みが大きく変わるときで、「ピストン機構のレシプロエンジンの時代は終わる、これからは回転機構のロータリーエンジンがくる!」って話を聞いて、コスモスポーツを選んだんだよ。

排気量が少ない割に加速が良いもんだから、ジムカーナをやるときに有利でね。でも、ロータリーエンジンだから、周りのシリンダーが削れてガス漏れを起こすから、スピードが落ちてくるの。

光岡自動車が打ち出したオロチのキャッチコピーは、「このクルマは、如何なる獲物も、喰い破る。 異端系、最上位クラス。」。そのキャッチコピーの通り、これまでの乗用車とは一風変わった風貌をしている。しかし、エンジンは、レクサス・RX330の3MZ-FE型3.3リッターV6エンジンを採用。デザイン性の高いスーパーカーのような見た目だが、運転しやすい車に設計されている。

でも、1991年のル・マン24時間レースでは、ロータリーエンジンを搭載したマツダ 787Bが優勝しましたよね!

うん。高須クリニックは、当時ポルシェのスポンサーやってたんだよね。でも、あのときはレナウンが提供してたロータリーが優勝したの。あれにスポンサーしてたらよかったなぁと思ったよ。

高須クリニックはル・マンのCMもやられてたんですよね。

そうそう。美容整形業界で初めてル・マンのスポンサーをやったのはウチ。世界初だったから、ニュースにもなったよ。

コスモスポーツの次は、どんな車に乗られたんですか?

ベレットGTだね。小さい車だったのにコスモスポーツみたくガス漏れしなくてよかったよ。それで、次に乗ったのが、オールズモビル カトラス。デッカいアメ車に憧れて、いい車ないかなーって思ってたら、偶然、車屋で見かけて。しかも、ちょうどオイルショックが起きて割安になってたんだよ。

それで、買ったはいいけど、燃費が悪すぎて田舎に帰れない。リッター3kmしか走らないから、次のガソリンスタンドまで行けないんだよね。

相当、燃費が悪かったんですね。

うん。あのときはデカいアメ車が、バカみたいに安くなってたね。オイルショックでガソリンの値段が高くなっちゃったから、みんなが大きいアメ車を手放しちゃって。

それで次に乗ったのが、キャデラックのブロアム エレガンス。そのあとロールスロイス シルバーシャドウに乗って。それから、シルバーシャドウを売ったお金でリンカーン コンチネンタルを買ったんだな。

ロールス・ロイス シルバーシャドウは、マカオで手に入れたんですよね? この車も一目惚れだったのでしょうか。

そうそう。マカオに美容整形やってる医者がいて、そこにアルバイトをしに行ったらお金いっぱいくれたんだよ。そのお金を使ってマカオのカジノで遊んだら、またすごく儲かっちゃって。香港ドルがいっぱい手に入ったんだけど、その当時は、香港ドルを日本円に変えることができなかったの。

高須さんのオロチには、漫画家でパートナーである西原理恵子さんの描いたイラストが。ただでさえ希少なオロチがさらにレアな車となった。

それで、現地で何かに使うしかないって思ってたとき、ちょうどホテルの送迎で、ロールス・ロイス シルバーシャドウに乗って。そしたら、すごいんだよ。乗り心地がいい。

ホテルの社長に欲しいって言ったら、売ってもらえることになって。当時の値段だと500万円くらいだったかな。ホテルの送迎用に使っていたから割安で譲ってもらえた。本当は2000万円くらいしたんじゃないかな。

当時、ロールス・ロイスは日本で珍しい車だったのではないでしょうか。

そうだね。最初、マカオから名古屋に持ってきたばかりのとき、ガス欠になりそうだから、ガソリンスタンドに入ったの。そしたら、店員さんに「給油口が、どこだかわからない」って言われたんだよ。僕もわからなくてみんなで探してたら、たまたまガソリンスタンドにいたタクシー運転手が、「ここですよ」ってパカっと開けて。

どうしてタクシーの運転手がそんなこと知ってるんだろうって思ったんだけど、実はそのタクシー運転手、最近まで会社を経営してて、ロールス・ロイスに乗ってたことがあったんだってさ。おかしいなって思って見てたら、僕たちが苦労しはじめて、「給油口の場所がわからないんだろう」ってわかったんだって。

すごい偶然ですね(笑)。他にはどんな車に乗っていたんですか?

あとはハードトップのコロナにも乗ってたね。峠から転落した思い出があるよ。

オロチは、尖ったデザインに反して日常的に使えることを目指して作られた「ファッションスーパーカー」である。スズキ製の乗用車に使われるステアリングホイールが採用され、ブレーキはホンダ・レジェンド。内装には、マツダ ロードスターのパーツを流用している。

転落!?

医者になって2年目の25歳のときかな。先輩と車で峠を登ってたんだよ。そしたら、反対からダンプカーが来て、ハンドル切ったらそのままスリップ。回転しながらガードレールの下に落っこちて。「あ〜死ぬ〜!!」って言いながら2人で笑ってた。

峠から落ちていくとき、体感時間がすごく長くてさ。ものすごい恐怖だと笑っちゃうんだってわかったよ。

絶対に死んだと思ったよ。でも、崖の下に雪が積もってて助かったんだよね。

まさに九死に一生を得た事故体験ですね。

そうそう。落ちた瞬間にブラックアウトして。気付いたら、雪の中に埋まっててさ。周りが真っ白で、上だか下だかわからないのよ。ドアを開けようと思っても開かない。

2人でどんどんドアを蹴ったら、なんとか開いて助かった。落ちたのが雪の上でほんとによかったよ。


Rosazzurroクルマバナシ第1回では、高須さんのこれまでの愛車について語っていただきました。次回、7月31日公開予定の“Rosazzurroクルマバナシ”第2回では、20代の頃に経験したドライブ中の珍事件について語っていただきます。どうぞお楽しみに!

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Vol.2「第三京浜道路でカーチェイス!?」

取材:三浦眞嗣、米永豪
撮影:佐藤亮太
文:三浦眞嗣

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