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【軽トールワゴン ライバル車徹底比較】スズキ新型スペーシア VS 三菱 ekスペース

12月に新型モデルが登場したスズキ新型スペーシアに現在注目が集まります。対するは10月に一部改良を経た三菱 eKスペース。こちらも軽自動車市場での生き残りを図ります。両車の違いを徹底比較してご紹介していきます!

【新型スペーシア VS ekスペース】徹底比較!

スズキ スペーシアとはどんな車?

スズキ 新型スペーシア

スズキ スペーシアとはどんな車?

スズキ スペーシアとは、2013年3月にパレットの後継としてデビューした軽ハイトワゴンです。
2017年12月14日より、2代目となる新型スペーシアと、スポーティモデルである新型スペーシアカスタムが発売を開始しました。

スズキ新型スペーシアの開発コンセプト

スズキ新型スペーシアは、「見ているだけで、みんなでお出かけしたくなる車」として「わくわく」と「楽しさ」を追求して開発されました。
従来のスペーシアとスペーシアカスタムの違いをさらに明確にしつつ、安全で快適な、そして何よりも楽しく乗れる新しいスタイルの軽ハイトワゴンとして、普通車からの乗り換えユーザーの獲得を狙います。

スズキ新型スペーシアの特長

・スズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を採用
・衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」搭載
・軽自動車で初めて後退時の衝突被害軽減ブレーキ「後退時ブレーキサポート」を採用
・周囲を立体的に360°確認できる「3Dビュー」を軽自動車で初採用
・フロントガラス投影式のヘッドアップディスプレイを軽自動車で初めて採用
・経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「セーフティ・サポートカー」の「サポカーS ワイド」に該当
・軽量で高剛性の新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用
・発進時にモーターのみで走行できるマイルドハイブリッドを全車に搭載し、30.0km/Lの低燃費を達成
・低床とスライドドアの開口部を拡張

三菱 ekスペースとはどんな車?

三菱 ekスペース

三菱 ekスペースの発売日

三菱 ekスペースは、三菱自動車と日産自動車が共同出資するNMKVが開発を手がけるeKシリーズの第2弾、スーパーハイトワゴンタイプの軽自動車として2014年2月に販売を開始しました。
2016年12月にマイナーチェンジが実施され、最新の動向としては2017年10月に一部改良を受けています。

三菱 ekスペースの開発コンセプト

三菱 ekスペースのコンセプトは、eKシリーズ全車種に共通する「eK(いい軽)」であることに加え、「スタイリッシュでフレンドリー」なeKの新たな仲間として開発されました。
スペースの名前の通り、広々とした快適な「スペース」を持った内装が特徴です。

三菱 ekスペースの特長

・後席の空気を循環させるリヤサーキュレーターにナノイー放出機能を追加
・黄砂や花粉を低減できるクリーンエアフィルタープラス
・2WD車はNA、ターボを問わず「平成27年度燃費基準+5%」達成
・UVカット・赤外線カット・消臭&撥水シート生地の採用など、室内の快適性を重視
・NA仕様のバッテリーには、パナソニック製のバッテリー回生機能付き
・予防安全技術「e-Assist」搭載
・日産ではデイズの名で販売されている

スズキ新型スペーシアとの三菱 ekスペースの違いは?

両車とも、室内空間を広めに確保できるハイトワゴンであることは共通しており、ユーザーの生活をどれだけ快適にできるか追求する姿勢も共に見られます。
スペーシアは軽自動車の「後退時ブレーキサポート」を採用するなど、昨今当たり前のように求められる安全技術を備え、技術面では一歩前へ出ました。

【新型スペーシア VS ekスペース】エクステリア(外装)比較

スズキ新型スペーシア

スズキ新型スペーシア HYBRID X オフブルーメタリック

スズキ新型スペーシア HYBRID X シフォンアイボリーメタリック

新型スペーシアの外装は、直感的に「広さ」を感じさせるシンプルかつ個性的なデザインです。
スクエアデザインでありながら、ヘッドライトなどに丸みのあるパーツを採用することで、親しみやすさや愛らしさが演出されています。
新型スペーシアの外装全体はスーツケースをモチーフとしており、あちこち出かけたくなるようなデザインかつ、乗員の安全を守る思いが込められています。

三菱 ekスペース

三菱 ekスペース T Safety Package ウォーターブルーメタリック

ekスペースの外装の特徴は、フロントバンパーのなだらかな面構成が親しみと柔らかさを表現している点です。
左右のヘッドライトに架け橋のようなメッキモールが配置され、フロントアッパーグリルにはメッキのフレームがあしらわれ、上質感を演出するアクセントとなっています。

【新型スペーシア VS ekスペース】インテリア(内装)比較

スズキ新型スペーシア

スズキ 新型スペーシア HYBRID X ダッシュボード

スズキ 新型スペーシア HYBRID X シート横図

スズキ 新型スペーシア HYBRID X シート前図

スズキ新型スペーシアの内装は、ゆったりした快適な居住性を重視した設計となっています。
四隅までスペースを惜しみなく使った室内空間や、背もたれの柔らかいリアシートなど、乗る人を気遣う温かみのある作りです。
対して、インパネ周りは先進的で「ワクワク感」を意識したデザインが特徴です。

三菱 ekスペース

三菱 ekスペース T Safety Package シート

ekスペースは広い室内空間に加え、消臭・撥水シートや軽自動車では珍しいエアサーキュレーターの装備など、乗員が快適に乗れる要素をふんだんに盛り込んでいるのが特徴です。
インストルメントパネルは、上質なピアノブラック調のセンターパネルを配し、軽自動車初の先進的で操作性に優れるタッチパネル式オートエアコンを採用しています。

【新型スペーシア VS ekスペース】ボディサイズ比較

スズキ 新型スペーシア三菱 ekスペース
全長3,3953,395
全幅1,4751,475
全高1,7851,775
ホイールベース2,4602,430
車両重量850~920940
乗車定員44
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人

ボディサイズの違い

両車とも車高の高さを利用して室内空間の広さを売りにしているハイトワゴンなので、車高の数値が同じなのはもちろん、その他数値もほとんど差異がありません。

【新型スペーシア VS ekスペース】エンジンスペック・パワートレイン比較

スズキ 新型スペーシア三菱 ekスペース
エンジン種類水冷4サイクル直列3気筒水冷直列3気筒インタークーラーターボ
排気量660cc660cc
最高出力38[52]/6,50047[64]/6,000
最大トルク60[6.1]/4,00098[10.0]/3,000
モーター最高出力2.3[3.1]/1,000-
最大トルク50[5.1]/100-
トランスミッションCVTCVT
駆動方式4WD4WD
使用燃料レギュラーレギュラー
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm

エンジンスペック・パワートレインの違い

スズキ新型スペーシアにはターボエンジン搭載のモデルが存在しないので、ekスペースの方が若干パワフルです。
しかし、スズキ新型スペーシアには、パワーアシストとなるマイルドハイブリッドシステムが搭載されており、従来のモーター最高出力2.2PSから3.1PSにパワーアップされていることにも注目です。
とはいえ軽自動車規格内の比較なので、排気量・出力・トルク共にエンジンによる大きな違いはありません。

【新型スペーシア VS ekスペース】燃費比較

スズキ新型スペーシア三菱 ekスペース
JC08モード燃費26.4~28.230.6
実燃費16.2~19.314.5~20.3
[単位]km/L

燃費の違い

記憶に新しい2016年の三菱自動車の燃費不正問題で、eKシリーズが再調査対象となった後、燃費向上の取り組みが行われたekスペースですが、それでもなお新型のスペーシアに軍配が上がりました。
しかし、乗り方次第では実燃費に大きな差は生じないでしょう。
*実燃費は編集部調べ

【新型スペーシア VS ekスペース】予防安全装備・先進技術比較

スペーシア三菱 ekスペースカスタム
運転支援システム後退時ブレーキサポート
ハイビームアシスト
デュアルセンサーブレーキサポート
誤発進抑制機能
車線逸脱警報機能
ふらつき警報機能
先行車発進お知らせ機能
リヤパーキングセンサー
予防安全機能「e-Assist」
オートマチックハイビーム
アクティブスタビリティコントロール
フロントスタビライザー
ヒルスタート
アシストブレーキアシスト
先進技術ヘッドアップディスプレイ
360°3Dビューカメラ
マルチインフォメーションディスプレイ
マルチアラウンドモニター

予防安全装備・先進技術の違い

軽自動車初となる後退時ブレーキサポート機能を備えた新型スペーシアには若干の分があるという形ですが、乗員の安全を守るための装備を両車とも充実させています。
先進技術に関しても、インパネ周りにハイテク感を持たせる装備が共通します。

【新型スペーシア VS ekスペース】ボディーカラー比較

スズキ スペーシア三菱 ekスペース
全14色(HYBRID Gには2トーンルーフの設定はありません)全11色
ツールグリーンパールメタリック
オフブルーメタリック
チアフルピンクメタリック
フェニックスレッドパール
ブルーイッシュブラックパール
3ピュアホワイトパール
シフォンアイボリーメタリック
シルキーシルバーメタリック
ブリスクブルーメタリック
ツールグリーンパールメタリック ブラック2トーンルーフ
オフブルーメタリック ホワイト2トーンルーフ
チアフルピンクメタリック ホワイト2トーンルーフ
ピュアホワイトパール ブラック2トーンルーフ
ホワイトパール
ブラックマイカ
ウォーターブルーメタリック
アンティークゴールドメタリック
ポピーレッドメタリック
コーラルピンクマイカ
ショコラブラウンパール
クールシルバーメタリック
コーラルピンマイカ/ホワイトパール
ウォーターブルーメタリック/ホワイトパール
ショコラブラウンパール/ホワイトパール

ボディーカラー・ラインナップの違い

ファミリー層の中でも女性をターゲットに占めるニュートラルな軽自動車のスペーシアとekスペースはパステルカラーや穏やかな色合いが多いラインナップとなっています。
eKスペースの2トーンはホワイトのみですが、スペーシアの方がブラックの2トーンのバリエーションも含んでいるため、ekスペースよりも選べるカラーが豊富です。

【新型スペーシア VS ekスペース】グレード構成比較

スズキ 新型スペーシア三菱 ekスペース
グレード数36
グレード名HYBRID G
HYBRID X
E
M
M e-AssistG
G Safety Package
T Safety Package

グレード構成の違い

新型スペーシアはグレード名からわかる通り、マイルドハイブリッドシステムがデフォルトの設定です。
ただし、オプションのバリエーションがある分、ekスペースの方が選択肢は多くなっています。
逆に選択肢が少ないスペーシアは、ユーザーが購入する際のグレード選びがしやすいメリットもあります。

【新型スペーシア VS ekスペース】新車車両価格比較

新車車両価格 比較
スズキ新型スペーシア124万~160万
eK三菱 ekスペース105万~150万
[単位]円(消費税込み)

新車車両価格の違い

スタンダードな軽自動車であるekスペースは最廉価105万円と、非常に手頃となっています。
安全装備などが充実した新型スペーシアも十分安価ですが、比較すると少し高めの設定です。

【新型スペーシア VS ekスペース】人気はどちらに?

2017年1月〜9月新車販売台数比較

スペーシア三菱 ekスペース
2017年1月7,8353,090
2017年2月10,9253,507
2017年3月15,0427,218
2017年4月7,4571,967
2017年5月7,7472,698
2017年6月8,7573,541
2017年7月8,1733,107
2017年8月6,6992,705
2017年9月9,5735,528
合計72,63527,833

ekスペースを含むeKシリーズは、燃費不正からの復帰から間もない時期ということもあり、販売台数はスペーシアシリーズのおよそ3分の1というのが、9月までの実績です。
一方でスペーシアシリーズは12月の新型デビューに伴い、12月の目標販売台数は12,000台と大きく出ました。
一方、10月のeKシリーズ一部改良によるフロントデザインの一新、安全装備の充実などの要素で、今後の戦況が変わる可能性もあります。

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